【プロ農家が教える】ナスの苗選びの極意 ポイントはこれだ!

野菜苗

【プロ農家が教える】ナスの苗選びの極意 ポイントはココ!

ナスの苗が販売される時期

ホームセンターや種苗屋さんでトマトの苗の販売されている時期は3月下旬~5月中旬くらいまでです。

霜の降りる気配が無くなり、じゅうぶんに気温の上がったゴールデンウィーク前後の植え付けが基本の時期となります。そのため、4月の週末になるとホームセンターの苗コーナーはたくさんのお客さんで賑わっていますね。

どれを選んだらいいの!?オススメの品種は!?

ナスの種類は多い

ナスは何種類もの品種があるので、どの品種の苗を購入していいのか迷ってしまいますよね。

ホームセンターなどには、普通の中長ナスから、大長ナス、卵型のナス、丸ナス、米ナスなどたくさんの種類のナスの苗が並んでいます。

「うーーん、今年はどんなナスを育てようか・・・。」迷っちゃいますよね。まぁ、この迷う時間も家庭菜園の楽しみではあるのですが^^

品種に迷ったら、ここを見よう!

もし、農家の私がホームセンターで苗を買うとしたら、まず一番に見るところは、病気に強い品種かどうかです。

値段が表示されているカードや値札に、【○○○耐病性】などと表示されている苗があると思います。

値段だけではなく、苗の品種の説明書きを意識して見てください!

せっかく汗水流して、手間ひまかけて育てたにもかかわらず、

・収穫間際に枯れちゃったT T

・栽培途中に枯れてしまったT T

・収穫途中に病気にかかって収穫量が少なかった・・・。

では悲しすぎますよね。

家庭菜園をされている方も農家も、野菜を育てている時の気持ちは同じです。

せっかく植えたなら、収穫までたどりつきたいですよね!

初心者さんは接ぎ木苗(つぎきなえ)が絶対にオススメ!

ナスは毎年同じ土(同じプランター)で育てていると病気が発生しやすくなります。

しかし、接ぎ木苗を使うと、病気にかかりにくくなります。

接ぎ木苗とは、それぞれ別々の種類の根と茎をつなぎ合わせて作られた苗のことを指します。

【根は病気に強い品種】+【根から上を高品質の果実が取れるもの】=接ぎ木苗

簡単に説明すると、

根用の種を蒔きます、根から上用の種を蒔きます。二つの種が発芽してある程度成長したら、根と茎の境目をスパッっと2つに切って、それぞれをつなぎ合わせます。これが接ぎ木苗です。

耐病性の表示がわからなくても大丈夫

ホームセンター・種苗店などで、ナスの苗の説明書きを見た際に、

青枯病(B)、半枯病(F)に複合耐病性

などと聞きなれないワードがたくさん書かれている場合があります。説明書きをみても「ん?どういう意味だ!?」となるかもしれません、その場合は、難しいことは考えずに、「へぇー、耐病性の苗なんだなぁ」程度に考えていただいて大丈夫です。

耐病性の無い苗よりも、耐病性のある苗の方がより高確率で収穫までたどり着くことができます。

病気の勉強をするのではなく、より確実に収穫までたどり着く苗を選ぶことが目的ですから、病気の勉強・理解はここでは飛ばします。

病気に強い=収穫できる可能性が高い

病気に強いということは、栽培期間中に病気にかかって途中で枯れてしまうリスクを回避できるということです。すなわち家庭菜園初心者さんでも収穫できる可能性がグッと高まります。

農家は野菜栽培を生業としているので、より確実に収穫できるようにほとんどのプロ農家は耐病性の品種のナスを選択し栽培しています。

農家のおじさん・ファーマーのイラスト

接ぎ木苗は高いのか!?

基本的には、接ぎ木苗の方が値段は高いです。

普通の苗(耐病性なし)は、数十円~100円程度ですが、接ぎ木苗は300円程度の場合が多いです。

価格は2倍~3倍になりますが、接ぎ木苗をオススメします。

「病気になって収穫までたどり着けなかった・・・T T」

という家庭菜園愛好家の方も何人もいます。

手間ひま掛けて収穫0になるリスクを取るよりも、200~300円程度の耐病性のある接ぎ木苗を栽培し、収穫する喜びを味わったほうが私はお得だと思います^^

※耐病性の苗を購入しても、耐病性の種類によってはほかの種類の病気にかかってしまうことがあります。

苗選びの基本

苗をよく観察しよう

それでは、上記を参考にし、品種を選んだら、次はその品種の中でどの苗を購入し持って帰るかを選びましょう!

ホームセンターに並んでいる苗はすべて同じように見えますが、よーーく見てみると

元気そうな苗・ひょろっとした苗・ガッシリとした苗・葉の色が薄い苗、花が咲いている苗などなど、微妙に雰囲気に違いがあります。

どんな雰囲気の苗がいいの?

一番オススメなのは、「元気な苗です!!(元気な声)」

「元気な苗!って言われてもよくわからないよ・・・」という声が聞こえてきそうです^^;

はい、すいません。もう少しわかりやすく説明します。

ガッシリとした元気な苗がおすすめですが、ガッシリとした元気な苗とは、

・葉と葉の間が長くない(ヒョロっとしていない)

・苗の時点では、支柱がなくても直立できるくらいガッシリとしている

・下の方の葉が黄色くなっていない

・実がついていない(実のついている苗はポットの中で根の老化がはじまっています)

・根が白色

これが元気な苗の特徴です!

苗選びに迷ったら

上記の【元気でガッシリとした苗】を選べる自信が無い方は、店員さんに聞いてみましょう!

その際は、どのような店員さんに聞いたほうがいいかというと、オススメは「元気のいい店員さんです!」

・・・はい、すいません。少しふざけました笑

ホームセンターの園芸コーナーにいる店員さんや、種苗屋さんの店員さんは野菜に詳しい方が多いので気軽に声をかけてみてください。

「苗を購入したいのですが、どれも同じに見えてしまって^^;元気そうな苗を選んでくださいませんか?」と尋ねれば、きっと笑顔で選んでくださいます!

まとめ

・耐病性のある苗のほうが栽培は簡単。

・接ぎ木苗がオススメ!!

・品種を決めたら、元気でガッシリとした苗を選ぶ。

・苗選びで迷ったら、店員さんに聞いてみる。

以上が、私がオススメするナスの苗選びの基本とコツとなります。

ぜひ、良い苗を選んで栽培して、家庭菜園の楽しさや収穫の喜びを味わってくださいね^^

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