耕作放棄地の開墾【1年ほど放置されている場合】

耕作放棄地

前回は耕作放棄地の土がなぜいいのか、という記事を書きました。

耕作放棄地になった年月により開墾方法が違う

今回は、私が耕作放棄地を開墾した方法を書いていこうと思います。

耕作放棄地を開墾した方法

耕作放棄地と一口に言っても、レベルが色々とあります。

私が今まで開墾してきた耕作放棄地は

耕作が放棄されて

【1年ほど】

【3~5年】

【10年ほど】

と様々なレベルの耕作放棄地を開墾してきました。

一つずつ実体験をもとに解説していきたいと思います。

作付が終わって【1年ほど】の耕作放棄地の場合

畑は1年放置すると、人間の背丈ほどにまで成長する場合もあります。

しかし、1年ほどの耕作放棄地で生えている草は、背丈ほどに生えている草でも柔らかい草ばかりなので、草刈り機で刈り倒します。

ここで注意して欲しいのは、

「刈り倒す時の草の長さ」です。

1mの草が生えているとして、

いきなり、根元から1mの長さで刈り倒すのではなく、

20~30cmの長さで刈り倒すのが良いです。

まず、最初に上の20cm程度を刈って、その次に20cm、また20cmと刈って行くほうが、草を土に耕す時に、耕耘機やトラクターに草が絡みにくくなり、その後の作業が楽になります。

少し手間がかかりますが、借り倒す際の草の長さを意識していただいて草刈りをしていただければと思います。

草を刈り倒したあとは、耕耘機やトラクターで草も一緒に耕せばそれだけで終了です。

その後、10日~2週間おきに耕していけば、夏場なら2ヶ月程度で分解してくれます。

草を20cm程度(細ければ細かい程良い)で刈っていれば、夏場は2ヶ月程度で分解が完了しますが、1mの長さの草だと、2ヶ月で分解しないかもしれませんので、注意が必要です。

草を刈り倒したあとに、油かす(菜種油粕)を1000㎡あたり100kg程度まいてから、耕すとなお良いです。

微生物に分解してもらう

微生物たちが、草(有機物)を分解する際に窒素を消費します。

分解する際に消費する窒素(油かす)をまいてあげておくと、スムーズに分解が進みます。

簡単に言うと【油かす(窒素)や草をエサにして、微生物たちが元気に働いてくれて、分解を進めるというイメージです】

 

窒素が全くない状態だと、もともと土に含まれていた窒素分を草の分解に使ってしまい、その後、畑に作物を植えた際に、作物が吸収するはずだった窒素分が、草の分解に利用されていて、生育が阻害されることがあるようです。

5月に一度耕しておいて、その後、10日~2週間おきに耕していけば、8月頃の秋野菜の植え付けに間に合います。

野菜農家のイラスト(農業)

 

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