この記事は、不安で辛い人にやって欲しい”不安を取り除く習慣”をお伝えします。
この記事を読んで欲しい人
- 将来のお金の不安がある人
- このまま仕事を続けていていいのか不安な人
- 一生独身の気がして不安な人
- 説明しようもないくらい全てにおいて不安な人
私も、毎日が不安で不安でしょうがない人生を送っていました。本当につらかったので皆さんの気持ちがよくわかります。
私は信頼している人の連帯保証人になり、その人が逃げたので代わりに借金を背負うことになりました。そして、うつになり毎日がとても辛いと感じながら、将来に不安しかない人生を生きていました。
しかし、この習慣を身につけてからは、将来の不安が軽減され、今では全く不安を感じないメンタルを手に入れました。
この思考の習慣を身につければ、不安を感じている毎日から抜け出すことができますよ。ぜひ試してみてくださいね。
不安を直視しよう
あなたには「不安がある」という自覚があるからこそこの記事を読んでいると思いますが、そもそも、不安という言葉の意味をご存知でしょうか?
【不安】
恐ろしいものに脅かされているという感情。現実に恐れる対象がはっきりしている恐れとは異なり,その原因は本人にも明瞭でない。
引用元:ブリタニカ国際大百科事典
噛み砕いて説明すると、

「自分で何に怯えているのかよくわかんないんですよ~。この状態ってなんですか?」

それが不安ですよ
ということです。
不安を見る前に逃げ出す
不安はハッキリと見なければ、ずっと怖いままです。
一度、その漠然とした不安と本気で向き合ってみるのです。
チラっと見て、すぐに目をそらすからいつまでたっても不安なのです。
例を出します。
夜道を歩いていると黒い影がスッと現れて、幽霊があなたの前に出現しました(幽霊が実際にいるかどうかはわかりませんが)
おそらく、ほとんどの人は「ぎゃーーーーー!!!」と言って目を背けて走って逃げ出します。
「助けてくれ〜」と一目散です。
幽霊「脅かす前から逃げちゃったよ。。。俺、目の前に出てきただけだぜ、危害加えてないし•••」
ほどんどの人がこのような行動をとると思います。(実際に幽霊がいたらの話です(笑))
この行動は、あなたが現在抱えている”不安”と非常によく似ています。
幽霊の姿を良く確認もせず、雰囲気だけでおびえてしまい、逃げてしまいます。
あなたにはこの例え話がふざけていると思うかもしれません。
ふざけているように見えるかもしれませんが、不安がない人間からすると不安がある人はこのような感じに見えています。
次の章で”不安”から逃げなかった場合を解説しますね。
不安は直視すると怖くない
それでは、”幽霊”=”不安”から逃げなかったパターンを見てみましょう。
夜道を歩いていると黒い影がスッと現れて、幽霊があなたの前に出現しました。
(不安がる人はここで逃げる)
あなた「ん?なんかいるぞ」
幽霊「うらめしや〜、どうも、私がYUREIです」
あなた「初めまして!」(幽霊の顔をまじまじと見る)
幽霊「あら、逃げないんですね?」
あなた「あっ、逃げた方がよかったですか?」(幽霊の全身をまじまじと見る)
幽霊「いや、どっちでもいいですけど、基本的にはみなさん逃げていかれますね。」
あなた「あら、そうなのですね、空気読めなくてすみません。」
幽霊「いえいえ、ほとんどの人はすぐ逃げるんですよねー、目すら合ったことないですよ。」
あなた「YUREIさんの顔をってよく見たら、全然怖くないっすよ。前髪を長くして顔を隠して幽霊感を出してるつもりなんですよね?」
幽霊「はい、それで30年食べてきました。みんなすぐ逃げてくれるんで簡単な商売ですよほんと。」
あなた「前髪長くして顔隠すだけって簡単な商売っすね。」
幽霊「まぁだけど、途中でみんながあんまり怖がらなくなってきたんで、テレビの中から出てくるような演出したんですよね〜、そしたら、またみんな怖がってくれましたよ。この業界余裕っすよ。」
あなた「へー、そうなんですねー」
幽霊「あっ、もうそろそろ日の出の時刻なんで、帰りますね。イメージがありますんで。日が昇る前に帰らなくちゃいけないんですよ。事務所がうるさくて。」
あなた「事務所に所属してあるんですね〜、大変そうですね。ではでは、お疲れっした」
幽霊「お疲れ様でした〜」
以上。
幽霊=不安 を直視するとこんな感じです。
実際に不安を直視するのです。
逃げるのではなく、こちらから歩み寄ることでその不安は恐怖の対象ではないことに気付くことができます。
ほとんどの人が”幽霊=不安”から逃げ過ぎています。幽霊の顔を確認する前から逃げているのです。
”具体的に何が怖いのかわかっていない”状態で怖がって不安だと騒いでいるのです。
具体的に何が怖いのかわからない状態で騒ぐっておかしいですよね?
不安を紙に書き出す
不安はハッキリと見ることができれば怖くないです。少なくとも今、あなたが思っているほど不安は大きなものではありません。
そして、あなたが思っているほど不安の数は多くないです。
あなたが今”不安”と思っていることを紙に書き出してください。必ずやってください。
今あることを全て書き出してください。
- 将来のお金が不安
- 今の仕事を続けていいのだろうか
- 恋人がいない、一生独身かも
- 明日も上司から怒られるのではないか
こんな感じでどんどん書き出してください。
いくつ出てきましたか?
頭で考えないで手にペンを持ち、ノートに書き出してください。頭で考えるだけでは、不安を直視したことにはなりません。
そしてその不安を1つずつ見ていってください。
「こうなったら私は終わるな…」という本当に最悪の事態を想定して紙に書き出してみてください。
将来のお金が不安→買いたいものが買えない→老人になっても働く→食料がなくなって飢える→その先その先(最悪の事態を思い浮かぶだけ書いてください)
今の仕事を続けていいのだろうか→自分に合っていない気がする→ハードすぎて体壊しそう→人生を無駄にしそう→その先その先
このような感じで頭の中にある不安を書き出していって、最悪の事態を一度自分の頭から外に出して目で確認してください。
思ったより不安は強敵ではない
書き出しましたか?今の気分はどうでしょうか。
書き出す前より気分が楽になっているのではないでしょうか?
楽になったのは、不安の対象がハッキリとしたからです。
対象が見つかったので、その不安に対して対策が練れるようになります。どう行動していいかが見えてきたと思います。
少なくとも今と同じようにジッとしていてはまた同じ不安が出てきます。
今とは違う行動を取ると、未来は変わってきます。日々の行動を変えていけば不安は減少していくはずです。
さいごに
またあなたに不安が襲ってきたら、いつでも”不安を紙に書き出す”ことをやってください。
毎日不安だったら毎日紙に書いてください。
同じ不安が続くようだと、あなたは行動を変えていないということになってしまいます。
1年後も同じ不安だったら、1年間、あなたは変化のあることを何もしてこなかったということです。
現在、無理そうに思えても少しずつ歩みを止めずに進んでください。現実に絶望しないで未来におびえないでください。
あなたは不安という最高のセンサーを搭載していると考えてください。
不安を感じて行動を変えれば、その不安は無くなり、あなたを次のステージへと引き上げてくれるのです。
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